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2006年10月16日

好きな音楽

自分の良く聴く音楽は、所謂ロックと言われるジャンルなんですが、あまり縛られず色々と聴いてます。

ジャズを聴くこともありますし、オリコンのチャートに入るような曲も一応耳を通しています。

ただ、やはり本当に良い音楽の情報は圧倒的に不足しているし(日本では特に)、誰かがそれを伝えないと、その音楽は一生聴かれる事は無いのかもしれません。
とてもそれは悲しい事だし、大切な文化の衰退に繋がるのではないかと思います。

もちろん、中には埋もれてしまう音楽も沢山あるでしょう。

それは、あるアーティストがレコード会社と揉めてしまった為に世の中に発表されなかった音源かもしれないし、もしかすると田舎の居酒屋で奏でられる弾き語りの曲かもしれません。でも誰かの心に響く音楽は素晴らしいものだと思うし、それはとても価値のあるものだと思います。

そんな素敵な音楽や大好きな音楽を、愛情を持って伝えるお手伝いが出来たらなと思います。

客観的に音楽を整理する事が目的なんですが、もちろん、自分にも好きな音楽があります。その辺もこのブログで少しお伝え出来たらなと思います。

また、大手の通販サイトをのぞいてみると

ジャパニーズポップス
ロック & ポップス
ダンス&ソウル
ジャズ
ワールド
韓国 / アジア
サウンドトラック
イージーリスニング
クラシック

このような感じでジャンル分けされています。

恐らく大まかに分けるとこんな感じになるのでしょう。

作成するサイトも一応大まかなジャンル分けをするつもりですが、あまり細分化はしないかもしれません。

ただ、それぞれのジャンルで造詣の深い人は沢山いらっしゃいますので、その人達のお勧めする音楽を紹介できるサイトになればいいなと思っています。

2006年10月20日

恥ずかしながら

恥ずかしい話ですが、このサイトの作成を思い立ってから実は2ヶ月程度しか経ってませんので、まだまだ、結構思いつきで動いている感も否めません。

ちなみに最近になって私が目指しているサービスに近いものがある事を知りました。

そのサービスとはOngakuDB.comというもので、残念な事に今年の7月でサービスが終了しています。
音楽好きを自称しておきながら恥ずかしいのですが、全くこのサイトを知りませんでした。
ですので、システム等がはっきりと分からないのですが、キャッシュなどから判断するに会員登録があり、アンケートに答えるとポイントが溜まり、ギフト券に交換できるサービスがあったようです。
ジャンル的には邦楽に強いサイトだったようで、ジャニーズ関連やハロープロジェクト関連に強かったようです。

なぜ、このサイトが閉鎖されてしまったかは明らかにされていなかったのですが、株式会社飯原経営研究所・株式会社シンタックスのプレスリリースによると

OngakuNETは、Eメールを使って登録会員の興味のある分野だけに絞った音楽情報をやりとりできるのが特徴です。企業の音楽関連の広告・プロモーション依頼を受けて会員に情報を提供するほか、音楽業界の様々なリサーチ依頼などを受けて、消費者の意見を吸い上げていきます。会員は関心のある音楽情報が先取りでき、アンケートに答えて獲得レコード点数を増やしていくと音楽ギフト券と交換できるようになります。

現在、インターネットの世界では、大手企業による総合ポータルサイト合戦が続いいますが、これからは業種・テーマ・趣味などに特化した専門ポータルサイトのビジネスモデルが注目されつつあります。
今まで、会員が登録した属性別にプロモーションや調査などを行うWEBマーケティング事業は少なからず存在していましたが、いずれもカテゴリが総合的であるため、セグメント化された詳細な分野にまでフォローできない側面がありました。特に、音楽産業などの非常に細かいジャンル、膨大な商品数を扱う業界にとって機能しにくいものとなっていたのも事実です。そのため、専門分野における細かい属性・プロフィールを取れるWEBマーケティング事業が求められたわけですが、それを有効に機能させるのに、上記のようなニュービジネスモデル展開(3大要素の融合によるシナジー効果最大化)が図られたわけです。


とサイト開設の紹介が掲載されていますので、中心となるアンケート等のマーケーティングの情報などの転用が個人情報保護法の絡みで難しくなってきたのかなと邪推してしまいます。

何にせよ、このOngakuDB.comというサイトは6年間も継続してますので、データベースサイトに需要がある事には間違いが無いようです。
タグ:OngakuDB

2006年10月22日

音楽配信に関して

実は私自身、音楽配信をほとんど利用してません。

なぜならipodを持っていませんし(旧型のHDDプレイヤーはもってますが・・・)、自分の生活環境の中では使用頻度が低いからです。
私は、もとより音楽の楽しむ要素のひとつとしてパッケージで持って、見て楽しむという要素もあると思っているので、データそのもののみの音楽配信には魅力を感じないのかもしれません。
私の個人な考えでは音楽配信のみが今後の音楽業界のフォーマットになる事は無いと思っていて、もちろん、音楽配信は音楽を楽しむ為の補助的ツールではあると思いますが、最終的に落ち着く場所は一昔前のレンタルCDや有線放送に近いものになるのではないかと思っています。

最近サービスが始まったNapsterのサービスも音楽を所有するという感覚より有線放送的な意味合いが強いように感じます(まだ、サービスは使ってないのであくまで推測ですが)。

もし、音楽のフォーマットが配信のみになってしまえばそれはそれで凄く寂しい事だと思うし、それは食止めないといけないかなと思っています。
なぜなら、私はレコードショップで音源を選ぶ楽しさや、ジャケットや歌詞カードとライナーを読んでワクワクする気持ちは素晴らしいと思うし、気に入ったCDを大好きな人にプレゼントしたりする事もなくなって欲しくないと思うからです。
未だにレコードがなくならないで、ある程度のセールスをあげているのは、一部のDJやマニアの購買によるところが大きいのですが、それは所有できるモノに対する欲求が人間からなくなるものではないからではないでしょうか?

私が一番恐れているのは、レコード会社主導によるフォーマットの縛りつけであって、CCCDの時がそうだったように、CDが売れない原因を他方へ転嫁しユーザーにとって不都合なサービスのみの供給になってしまうことです。
確かに、音楽配信はレコード会社からしたら大きな収入源になると共にリスクの少ない媒体だと思いますが、その理由のみで流れを作ってしまうとアーティスト側のレベルの低下を招いてしまうのではないかと思っています。

この辺に関しても、また書いていきたいと思います。
タグ:Napster CCCD

2006年10月23日

音楽配信に関して2

先日の音楽配信についての続きです。

音楽配信しかアーティストの音源を発表できる場が無かったとしたら、どういうことが起こるのでしょうか?
恐らく、アルバムという概念が無くなるのではないかと思います。
音楽配信の特徴として、曲順をシャッフルできる手軽さがあると思うのですが、この様な聴き方だけで音楽を聴いてしまうと必ずシングル偏重に繋がっていくはずですし、現状の音楽配信のアルバムの価格設定(アルバムの価格が1500〜2000円程度)では魅力が少ない事からもアルバム単位での音楽配信はあまり普及しないように思えます。
普及しない事で、CDなどの媒体の方に売上が流れればいいのですが、問題は、アルバムの単位での音楽配信が頭打ちになり、しかもCDも売れないという流れが起きてしまった時の事で、その場合、アーティスト側が希望していないにもかかわらず、音楽配信でシングルのみでしか作品を発表できないアーティストが生まれてしまう事になるのではないでしょうか。

これはいわゆる負のスパイラルとしかいいようが無い流れで、必ずしもそうなるとは思ってませんが、その危険性はあると思っています。

そして、シングルしか発表しないアーティストが増えてきた場合、アルバムは必然的にベスト盤的な内容のものしか生まれてきませんし、そうなると私が今まで聞いてきた、アルバムのトータルクオリティが高いアーティストは減ってくるのではないでしょうか。
もしもこのスパイラルが完成した場合、まさに音楽文化は衰退の一途を辿る事となり、いつの日か大衆の文化から消えてしまうかもしれません。


私が作成を予定しているサイトにはアルバムのレビュー欄を充実させる予定です。
作品に対する客観的な評価を与えながら、良い音楽をいつまでも情報として残していけたらなと思います。
そして、音楽を後から追いかけて聴いてくる将来のリスナーの為に何か役に立てたらなと思っています。

2006年10月25日

音楽系ブログに関して

日本にも音楽系のブログで優れたブログが沢山あります。

言うまでもないのですが、インターネットの普及により簡単に個人で情報を発信できる時代になりました。その為、造詣の深いリスナーはレビュアーとしても優秀な人物として情報を発信し続けています。

その為、多くのリスナーは音楽情報をインターネットから得ますし、私自身も音源を選ぶ際には音楽雑誌でなく、ブログやHPのレビュー欄を参考にする事が多いです。

ただ、様々な情報にたどり着くケースとして、検索エンジン経由で訪れるケースが圧倒的に多い為、中々個人のブログにはたどり着くことが出来ません。
これは凄く悲しい事で、有益な情報を提供している人同士とその情報を双方向に繋ぐ事ができる仕組みをサイト上で作る事が出来れば良いかなと思っています。
現状、mixiなどのSNSではそれぞれのプロフィールページに繋がっても、その人が運営しているHPには繋がりにくいです。また、個人のブログは検索エンジンにも若干弱いですし、アンテナ機能やブックマーク機能、RSSなど様々な手段で繋がる事ができるのですが、もっと色々なところで繋がれば便利だと思いますし、音楽の情報を一まとめに出来るサイトがあれば自分自身も便利だと思っています。

少し話しが逸れましたが、これからの時代はどんどん個人が情報を発信する事で音楽業界を盛り上げるべきだと思うし、音楽系のブログで優秀な情報を取り上げている人はもっと評価されるべきだと思います。
タグ:ブログ mixi SNS

2006年10月30日

全米における音楽販売業者のランキング

1.Wal-Mart (1)
2.Best Buy (2)
3.Target (3)
4.Amazon.com (4)
5.FYE (10)
6.Circuit City (Tied for 5)
7.Apple\iTunes (14)
8.Tower Records (Tied for 7)
9.Sam Goody (Tied for 5)
10.Borders (9)

さて、これは何かというとアメリカにおける音楽販売業者のランキングでして日本では馴染みの無い会社が上位に並んでいます。
上位に並んでいる会社は、所謂安売りのスーパー量販店や百貨店で、音楽配信の普及が騒がれていますが、Apple\iTunesがようやく7位という感じです。今後もちろん音楽配信会社が上位に来る事は予想されますが、上位の壁を破るのは至難のような気がします。アメリカは日本と違い再販価格制度が無い為、CDが自由競争に近い形で安売りされています。
つまり、ビルボードのTOP10に入るような売れ筋のCDがドカッと山積みで安売りされているイメージで、日本でいうならジャスコの特売コーナーにCDが置いてある感じだと思います。
Tower Recordsが倒産したのは音楽配信の影響云々ではなく、恐らく安売り競争に敗れ、ネット通販で敗れ、結局はどっちつかずになったからではないかと思っているのですが実際のところはどうなんでしょう。

一方日本ではHMVがかなり強いイメージですが、通販サイトとしては重たすぎるのが難点です。その点amazonは軽いですが、検索に若干難があります。価格に関してはUS盤はamazonに軍配が上がりますが、UK盤はHMVに軍配が上がります。これは、会社のネットワークの地域性によるものですが、この辺の知識があれば比較する事でCDも安く購入する事ができます。
また、UKのアーティストで比較的メジャーなアーティストの場合、しばらく経つとUS盤が発売されますので、急ぎで無い場合は様子を見た方が良い場合もあります。

私の場合(JAZZやクラッシックこの例に限りません)

US盤→amazon
US盤で日本のamazonの価格が高い場合、本家のamazon.com(マーケットプライスを含む)かHMVで検索します。

UK盤→HMV
UK盤でUS盤が出そうなものはamazonで。

この様な感じで検索してます(Tower Recordsはあまり安かった事が無いので利用頻度は低いです)。

最近の動向として、HMVが輸入盤を3枚買うと25%OFFのセールを長期間に渡って行っており、このセールが適応になる場合は全体的にamazonより価格は安くなる事が多いです。

HMVではポイント制度、amazonではギフト券でのキャッシュバックもありますので、このあたりも考慮に入れると良いかもしれません。

私の場合、実店舗まで足を運んでCDを買う事はめっきり減りました。

今後、日本の業界の制度がどのように変動するかはわかりませんが、再販価格制度がある以上、国内盤の安売りは出来ませんので、圧倒的な品揃えの通販サイトに、今まで以上に実店舗が押される事になるのは間違いないでしょう。
最近どこの店舗でもDVD売り場が拡大されているのは、この様な事情も関係しているかと思います。もちろん、その背景にはDVDが圧倒的な価格破壊により売りやすい媒体になったという事もあるのですが、音楽CDを店舗で売ることが難しいという流れですので、DVD販売を主体にする店舗が増えていく事は仕方がないのかもしれません。

ただ、この流れが続いた場合、日本では音楽自体がアンダーグランドな趣味になってしまう恐れもあると思います。
そうならない為にも、リスナーから情報を発信し続ける事は大切な事ではないでしょうか?

2006年11月01日

オリコンが音楽配信サービスから撤退

[東京 1日 ロイター] オリコン<4800.OJ>は1日、PC向け音楽配信サービスから撤退すると発表した。撤退に伴いソフトウエアなどの資産を除去するための事業撤退損失など3億1000万円を9月中間連結決算で特別損失として計上する見込み。PC向け音楽配信サービスは不採算が続いていた。
 同社は、中間連結業績については実績見込みが確定次第、発表する。通期業績予想については、11月20日に予定している中間決算発表時に開示するとしている。

使い勝手の悪さで、評判の悪かったオリコンの音楽配信が撤退だそうです。
当然、このような事態は予想されましたが、ここまで潔く撤退するとは思いませんでした。

実は先日、同じようなサービスがHMVでも開始されたのですが、これも同じ様な運命を辿るような気がしてなりません。何より一番のネックはWMV形式とATRAC3形式が混在していることであり、この部分をユーザーに分かりやすい形で提供しないと中々定着は難しいように感じます(HMVの場合、特有のサイトの重さも問題ですが)。
また、HMVのケースは、Napsterの発表に焦っての見切り発車でしょうから、ユーザーにとっての使い勝手の悪さがすぐに改善されるとは思えません。
この点でいうとiTunes Storeの使い勝手は群を抜いており、その意味では今のところ他の追随は許してません。

私にとって音楽配信はそれほど大きなウェートを締めてませんが、今回のオリコンのサービス撤退を受けて、勝ち組と負け組の二極化がはっきりと進むかもしれません。

この事が、音楽業界全体の衰退を招く可能性もありますが、私としては取り合えず乗っかった感のある音楽配信サービスを提供している会社は淘汰されても仕方ないと感じています。

2006年11月07日

My Spaceの日本語サービス開始

ソフトバンクは6日、米メディア・娯楽大手ニューズ・コーポレーションと、インターネットを通じて会員や仲間同士で交流できる「ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)」事業で提携することを明らかにした。
今月中に折半出資で新会社を設立し、ニューズ傘下で米国最大のSNS「マイスペース・ドット・コム」の日本語版サービスを始める。資本金は10億円前後とみられる。
国内のSNS市場は、最大手のミクシィ(会員数は9月14日時点で約570万人)のほか、ソフトバンク傘下のヤフー、楽天などが参入しており、マイスペースの進出で競争が激化しそうだ。
「マイスペース・ドット・コム」は、メディア王と呼ばれるルパート・マードック氏率いるニューズ・コーポレーションが昨年に買収した米ネット企業がサービスを提供しており、日本語での本格的な事業展開を目指していた。


My Spaceが突然日本語表記になった為、戸惑われた方もいるのではないでしょうか?

音楽好きの方ならお馴染みのMy Spaceですが、私自身は音源の視聴を主として使っていましたので、使用頻度はそれほど高くありませんでした。My Spaceは音楽や映像を提供する側にとって有効なツールだと思いますし、mixiよりも自由度の高いSNSの機能も備わっています。
今までは英語表記でしたので敷居が高かったと思うのですが、これで利用者が一気に増える事は間違いないと思います。

もちろんMy Spaceの普及は音楽業界に良い影響を与えると思うのですが、サービスの乱立で利用者が分散し、情報の質が低下する事も懸念されます。
当然、mixiやMy SpaceなどのSNSのサービスの中心は人と人とのコミュニケーションという事になるでしょうから、情報の質はそれほど重要なポイントではないのかもしれません。
しかし、コミュニケーションだけのサービスであれば、出会い系的なサイトで事足りるわけで、そこに情報の質やコミュニティの質が伴わなければ、SNSサービス自体が頭打ちになる恐れもあるかもしれません。

そろそろSNS業界にも大きな淘汰の流れが出てくると思いますので、このMy Spaceの日本語サービスは大きなきっかけになると思います。
少し気になるのが、ソフトバンクとの提携が上手くはまるかという事で、この事がMy Spaceが日本でシェアを伸ばす大きなポイントとなると思います。


ちょっと偉そうに書いていますが、私は質の高いサービスと情報が集まれば多くのユーザーに喜んで貰えるサイトが出来ると思います。
そういう価値のあるサイトが必要な時代になって来るでしょうし、My Spaceのサービスの質が高い限りは利用しますし、応援していきたいと思っています。
タグ:My Space mixi SNS

2006年11月11日

The BeatlesとJASRAC

警視庁石神井署は9日、東京都練馬区石神井町3、飲食店経営豊田昌生容疑者(73)を著作権法違反の疑いで逮捕したと発表した。

 調べによると、豊田容疑者は今年8、9月、経営する同区内のスナックで、日本音楽著作権協会と利用許諾契約を結ばずに、客の求めに応じて、同協会が著作権を管理するビートルズの「イエスタデイ」など外国の曲計33曲をハーモニカで演奏したり、ピアニストに演奏させたりした疑い。

 豊田容疑者は1981年にスナックを開店して以降、生演奏を売りにしていた。同協会では契約を結ぶよう求めていたが、従わなかったため、今年9月、同署に刑事告訴していた。

このニュースは色々なところで取り上げられているので、既にご存知の方が多いと思います。

日本での著作権の保護はJASRACという団体が行っていると思っている方が多いと思うのですが、これは間違いで、JASRACは著作料徴収の代行をするだけの団体であって、著作権を『保護』してくれる団体ではないのです。

有名なエピソードとして、こんな話もあります。
大槻ケンヂが自分のエッセイに筋肉少女帯時代の曲(本人の作詞)の歌詞を引用した際に、いきなりJASRACから「知的財産権は我々にある。使用料をよこせ」と警告があり、大槻ケンヂは頭に来ながらも素直に支払ったそうです。
しかしその後、印税明細が来るのだが何故かJASRACからの印税が一円も入ってこなかったそうです。
JASRACの仕事は中間マージンとして著作権管理費を摂取した後、アーティストに一部の印税を支払う事ですので、大槻ケンヂが払った使用料の何%かは本人に還元されないといけないのですが、実際は一円も還って来ていない。
大槻ケンヂ本人が自分の詩に対して「歌詞使用料」を振り込む事自体も妙な話ですが、その使用料すら戻って来ない・・・

当然、JASRACは営利団体ですので著作権を管理する事で運営していっているのですが、あまりにもその実態と運営が不透明であいまいな為、各所で糾弾されはじめています。
JASRAC自体が天下りの温床ですので、今までテレビマスコミ等で大きく取り上げられる事がなかったのですが、恐らくこのニュースがネット上で広まる事で、糾弾の流れは加速するのではないでしょうか?


さて、発売を間近に控えるThe Beatlesの『Love』ですが
Love
The Beatles
B000JJS8TM


このニュースをBeatlesのメンバーが知ったらどの様に言うのでしょうか?

ポールは

「どうせならオーケストラでやったらどうだ」と言い

ジョージは

「73歳で演奏するその努力を認めたい」と言い

ジョンは

「イエスタデイはポールの曲だぜ」と言い

リンゴは

ただただ微笑んでいる


そんな事を想像ながら『Love』の発売を待ちたいと思います。

2006年12月16日

東芝EMIの株式売却に関して

東芝が関連会社の東芝EMI株式を全て、英音楽大手EMIグループまたはその傘下会社に売却する事を発表しました。

表向きは「音楽コンテンツ事業は、東芝グループの他の事業との関連性が薄い」という事を株式売却の理由として挙げているそうですが、東芝はHDDオーディオプレーヤーのgigabeatにも力を入れていますので、理由としては不可解です。
ですので、この売却の背景には東芝EMIのCDの売上の低迷がある事は簡単に読み取れます。


東芝EMI所属の日本のアーティストでセールス力が一番高いアーティストは宇多田ヒカルですが、そのセールスにも陰りが見えます。
それに次ぐ売上を叩きだせるアーティストは、氣志團、GLAY、東京事変あたりのグループになるのですが、当然、全盛期の売上にはほど遠い数字しかあがって来ていません。
また、これらのアーティストを凌ぐ、新しいアーティストがほとんど出てきていないというのが東芝EMIの現状です。

一方洋楽部門でも、Beatles頼みの現状が浮き彫りになっており、新作と銘打った「Love」が日本でも思ったほど売上が伸びていない事もマイナス要因となっていると思います。
「Love」に関して言わせてもらえば、あのアルバムを買うのであればBeatlesの他のアルバムを買い揃える方が価値があるし、Beatlesを知らない世代があのアルバムからに入る事はないでしょうから、セールス面で過剰な期待が出来る作品ではありません。

あちらこちらでいわれている通り

1、良く出来ている
2、音も良い
3、でもこれを出すならオリジナルアルバムのリマスターを


これ以上でも以下でもない作品だと思います。

もちろん、そこに注がれたジョージ・マーティンの労力や愛情を感じる作品ではあるので、Beatlesを聞き込んだ人にはお勧めできるのですが、初めて Beatlesを聞く人にはとても勧められる作品ではありません。


現在の東芝EMIの所属洋楽アーティストは以下の通りですが、
Ak'SenT
All Saints
Asian Dub Foundation
The Beach Boys
Beastie Boys
The Beatles
Beenie Man
Ben Harper
Blue
Blur
Brooke Valentine
Caesars
The Chemical Brothers
Cherish
Chingy
Clementine
Cliff Richard
Coldplay
Corinne Bailey Rae
Crazy Frog
Daft Punk
David Bowie
Dem Franchize Boyz
The Departure
Depeche Mode
The Divine Comedy
Duncan James
Faith Evans
Fat Joe
George Harrison
Gorillaz
Graham Coxon
Ice Cube
Iron Maiden
Jamelia
Janet Jackson
JAPAN
John Lennon
Joss Stone
Kate Bush
Kelis
Keri Noble
KiKi
The Kooks
KOЯN
Kraftwerk
KT Tunstall
Kylie Minogue
Lenny Kravitz
LeToya
Lily Allen
Machoman
Madredeus
The Magic Numbers
Mando Diao
Marisa Monte
Massive Attack
The Michael Schenker Group
Moby
Morningwood
The Music
N.E.R.D
Norah Jones
OK Go
Paul McCartney
Pharrell Williams
Pet Shop Boys
Phoenix
Placebo
Queen
Radiohead
Richard Julian
Ringo Starr
Robbie Williams
Rolling Stones
Royksopp
Sarah Brightman
Sean Lennon
Sigur Ros
Simon Webbe
Skye Sweetnam
The Spinto Band
Stacie Orrico
The Summer Obsession
Thalia
Tristan Prettyman
Underoath
Van Hunt
Vanilla Ninja
The Ventures
The Vines
We Are Scientists
Yellowcard

特にジャンルや方向性に一貫性はみられず、世界的に有名なアーティストも並んで入るのですが、セールスには結びついてないように感じます。
例えばこの中で、比較的新しいバンドでセールスが見込めるバンドはColdplayだと思うのですが、世界的に大ヒットした前作や前々作の日本でのセールスは決して芳しくありません。
ただ、邦楽に比べると洋楽の方がKT TunstallLily Allenなど新人女性アーティストで優良なソフトは持っているので、今後はこのあたりに希望を見出すしかないのではないかと思います。
ただ、KT TunstallLily AllenOK GOなどはインターネット上では早くから話題になっていましたので、肝心の日本盤が流通していなかったり、プロモーション不足だった事は否めず、今頃になって慌てて新装盤を出しても、旬を過ぎて慌ててブームに乗っかろうとした感は否めないので、この辺がもっとタイムリーに連動できるようにならないと駄目でしょう。

CCCDの件から迷走が深まった感のある東芝EMIですが、日本でも古株のレコード会社が完全外資に変わることで、どの様な影響があるのかは興味深いです。

オー・ノー(スペシャル・リイシュー)
OK GO

B000JLSUZ2

A Million Ways
OK Go
B000EBFMEO


それにしてもOK GOのメンバー構成はチープトリックを意識してないとはいわせないほどの素晴らしさ・・・

2006年12月20日

オリコンが烏賀陽氏個人を被告に5000万円の損害賠償訴訟の件

seesaaブログが丸一日以上メンテナンスでした。

音楽業界に関係の深いニュース「オリコンが烏賀陽氏個人を被告に5000万円の損害賠償訴訟の件」について書こうと思ったんですが、タイミングを逃した感が・・・

取り急ぎ音楽配信メモのこの記事に詳しくあるので参照していただければ幸いです。

事のあらましは烏賀陽氏のサイトからを引用させていただきます。

■「オリコン」が烏賀陽個人を被告に5000万円の損害賠償訴訟■

意見が違うというだけで、企業が個人に5000万円を求めるなんて!

これは武富士と同じ手口の言論封殺の恫喝訴訟じゃないのか。オリコンは雑誌だってたくさん出しているのだから、烏賀陽の言うことが間違っているのなら「烏賀陽のいうことはウソです。なぜなら××」と反論すればいいのだ。それこそがまっとうな「言論」というものじゃないのか。意見の異なる者を高額訴訟で社会的に抹殺するなんてのは、民事司法の体裁をとった言論妨害じゃないのか。


緊急事態が起きました。どうか、みなさんのお知恵、お力を貸してください。

06年12月13日、月刊誌「サイゾー」編集部に東京地裁から損害賠償訴訟の訴状が送られてきました。原告は、音楽ヒットチャートでは知らない人のない巨大独占企業「オリコン」。その企業が、烏賀陽弘道という一個人に対して、5000万円という巨額の損害賠償金を支払うよう求める民事訴訟を同地裁に起こしたのです。

訴訟の対象になったのは、「サイゾー」06年4月号51ページの「ジャニーズは超VIP待遇!?事務所とオリコンの蜜月関係」という1ページの記事に掲載された烏賀陽のわずか20行ほどのコメントです。

これは、サイゾー編集部からの電話取材に対して、烏賀陽が話した内容を同編集部がまとめて文字化したものです(よって、内容は烏賀陽の原義とはかなり隔たっていますが、そのへんはひとまず置きます)。よって、烏賀陽が能動的に寄稿したものでも、執筆したものでもありません。

その中で、烏賀陽はオリコンのヒットチャートのあり方についていくつかの疑問を提示しています。ここにコメントしたことは、烏賀陽の取材経験でも、音楽業界内の複数のソースから何度も出た話で、特に目新しい話や驚くような話はひとつもありません。

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この訴訟には、いくつか露骨なまでの特徴があります。

(1)記事を掲載した「サイゾー」および発行元「インフォバーン」を訴訟対象にしていないこと。つまり烏賀陽個人だけを狙い撃ちしている。烏賀陽は前述の弁護士費用、訴訟準備などをすべて一人で負担しなければならないことになります。これではフリー記者としての活動を停止し、訴訟対策に専念しなくてはなりません。みなさん、ワタクシは生活費は一体どうやって稼げばよいのでしょう(笑)。

(2)この5000万円という金額は、応訴するために弁護士を雇うだけでも着手金が219万円かかるというおそるべき額です(そんな貯金あるわけないですがな=笑)。裁判で負ければ、烏賀陽はジャーナリストとしての信用を失い、職業的生命を抹殺されてしまうばかりか、賠償金を払えず、社会的生命をも抹殺されかねない恐れがあります。


どこかで聞いた覚えはありませんか? そう。これは、ジャーナリストの批判を封じるための恫喝を目的とした、消費者金融・武富士がかつて行ったのと同じ手法の、恫喝訴訟と言えるでしょう(武富士訴訟ではジャーナリスト側が勝訴し、逆に武富士を訴えて勝っています)。

http://www.kinyobi.co.jp/takefuji

(3)しかも、訴状をどうひっくり返して読んでも、なぜ5000万円の損害を受けたのかという計算の合理的根拠はまったくどこにも書いてありません。ずさん、というより、相手が払えない(そしてビビる)高額であればそれでいいという額をテキトーに選んだ印象を受けます。

(4)烏賀陽は一貫して「レコード会社の宣伝・営業担当者にはオリコンの数字を操作しようとする良からぬ輩もいる=オリコンは被害者である」という立場を取っているし、文意からもそれは明らかなのに、なぜかオリコンはそれを無視し烏賀陽の記事が自社の信用を損なったと主張していること。

(5)裁判の証拠書類として、烏賀陽が「アエラ」03年2月3日号に書いたオリコンの記事が添付されていました。

http://ugaya.com/private/music_jpopcolumn18.html

これはオリコンのデータとPOSデータ(サウンドスキャン社)のデータが乖離しているのはなぜか?という疑問を提示したものです。この記事も当時オリコンの小池恒右社長の憤激を買いました(社長直々にお怒りの電話を頂戴しました)ので、烏賀陽がオリコンの「好ましからざる人物」にリストアップされていたことは間違いありません(過去に取材拒否もあり)。

(6)オリコンは「オリジナル・コンフィデンス」はじめ多数の出版物を出す出版社でもあります。ですから、もし「ウガヤのいうことはウソだ」というのなら、そこの紙面上で思う存分「ウガヤの言っていることはウソです、なぜなら××」と意見を述べればいい。ぼくもまたどこかの媒体で反論します。これこそが正統な「言論」でありませんか。それこそが正当な出版社のすべきことではありませんか。
意見が違うものは高額の恫喝訴訟で黙らせる、というのは民事司法を使った暴力に近い。

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みなさん。ぼくはずぼらなので「運動」とか「闘争」とか「たたかい」とかとは縁遠い人間ですが、この訴訟はいくらなんでもひどすぎる。あまりに露骨な言論妨害だ。言論・表現の自由という基本的人権を蹂躙している(それも音楽という表現世界で商売をしている企業が!)。

もしこの種の恫喝訴訟がまかり通るようになれば、フリー記者には(いや、あるいは社員記者もできなくなるかも)企業批判はまったくできなくなります。

いやそれどころか、雑誌の求めに応じてコメントひとつしても、5000万円なのですよ。コメントすらできないではありませんか。

そんな時代が来てほしいですか?ぼくはいやです。

これが言論の自由へのテロでなくて何でしょう。民主主義の破壊でなくて何でしょう。これは体を張ってでも阻止せねばなりません。

というわけで、みなさん。長々とすみません。お忙しいところ本当に恐縮ですが、どうかお知恵とお力を貸してください。ご希望の方には訴状そのほか資料をお届けします。

どうか無視しないでください。助けてください。ぼくも2,3日前まではこんな話は(けしからんことに)他人事だと思っていたのです。でも、こんな恐ろしいことが、いつ、どこでみなさんの上に厄災として降りかかるかわからない時代になってきたようです。

長文失礼しました。ご静聴に感謝します。

現在はオリコンからのプレスリリースも出てますので、双方の言い分の比較が出来ます。

個人的には、オリコンのチャートに常にキナ臭い噂が付きまとう理由がこの事件に見え隠れしているように思います。
この裁判は恐らく大きな話題を呼ぶでしょうが、オリコンにとってはイメージダウンにしかならないと思います。
オリコンは中立であるべきチャートを管理する機関ですから、その調査・集計方法等の透明性は誰が見ても分かりやすく、かつ細やかなものでなくてはならないと思います。その点でいえば、オリコンが主張する
弊社は、調査方法について昭和43年のランキング開始時以来明示しています。またその調査店についても平成15年7月以降、弊社のWEBサイト、雑誌等のメディアにおいて開示しています(3,020店)。さらに、調査方法については、他社メディアの取材にも応じています。

この説明では十分ではないと感じます。
オリコンがビルボードほどの権威を持ち得ないのは、その辺にも原因があるのではないでしょうか?(蛇足ですが、ビルボード総合チャートはセールス25%、ラジオのエアプレイ75%の比率で集計されていて、集計方法に不透明な部分もあるらしいのですが、長きに渡りアメリカの音楽業界に影響を与え続けています)

また、いかにも吹っかけた感のある5000万という金額にも違和感と威圧感を感じます。誰が見ても明らかにこれほどの金額の損害を被ったとは思えない損害賠償の金額ですので、その金額の内訳も知りたいものです。

どちらにせよ、音楽のフォーマットが多岐にわたる昨今ですので、チャートの調査・集計方法の見直しと公開は必要な事です。

なんにせよ、「データとして価値がないチャートなんて、単なる広告と文字の羅列だぜ」

と思うわけであります。

2006年12月26日

オリコン訴訟問題の続きと2006ビルボード年間チャート

12/20の記事の続き

自分の想像以上にオリコン訴訟問題はネット界で広がりを見せています。

前のエントリーで
オリコンは中立であるべきチャートを管理する機関ですから、その調査・集計方法等の透明性は誰が見ても分かりやすく、かつ細やかなものでなくてはならないと思います。

と書いたのですが、音楽配信メモさんでのこの記事では統計調査の「無作為抽出法」と「有意抽出法」に関して指摘があります。確かに「有意抽出法」で完全にガラス張りにしてしまうと逆に情報操作の可能性を露見してしまう事になるので、それはそれで問題だとは思いますが、何よりオリコンの社会的信頼度を上げる為に必要な事は、訴訟でなく一般の人に分かりやすい形で情報を公開する事だと思います。
ですので、オリコンがランキング算出方法等で企業秘密の部分も残していきつつも調査・集計方法の情報を積極的に開示していく企業姿勢を打ち出していければ、事態も良い方向に向かう気がします。

今のところ誰も得をする事のないこの裁判が、双方が納得する形で解決へ向かえば良いのですが。


ということで、ランキングの話のついでにビルボードの今年の年間チャートをご紹介します。

ビルボード2006シングル年間売り上げベスト10

1 Daniel Powter / BAD DAY
2 Sean Paul / TEMPERATURE
3 Nelly Furtado Featuring Timbaland / PROMISCUOUS
4 James Blunt / YOU'RE BEAUTIFUL
5 Shakira Featuring Wyclef Jean / HIPS DON'T LIE
6 Natasha Bedingfield / UNWRITTEN
7 Gnarls Barkley / CRAZY
8 Chamillionaire Featuring Krayzie Bone / RIDIN'
9 Justin Timberlake / SEXYBACK
10 Beyonce Featuring Slim Thug / CHECK ON IT

ビルボード2006アルバム年間売り上げベスト10

1 Carrie Underwood / SOME HEARTS
2 Soundtrack / HIGH SCHOOL MUSICAL
3 Nickelback / ALL THE RIGHT REASONS
4 Rascal Flatts / ME AND MY GANG
5 Mary J. Blige / THE BREAKTHROUGH
6 Eminem / CURTAIN CALL: THE HITS
7 James Blunt / BACK TO BEDLAM
8 Kenny Chesney / THE ROAD AND THE RADIO
9 Johnny Cash / THE LEGEND OF JOHNNY CASH
10 Kelly Clarkson / BREAKAWAY

こうしてみてみるとR&B、HIPHOP勢が強いのは当然ですが、アルバムチャートではカントリー系も頑張っていますね。
一番弱いのはROCKのジャンルでNickelbackくらいしか名前が出てきません・・・とても興味深い集計ですが少し考えさせられます。
音楽はセールスだけが全てではないですが、セールスが伸びないと活動を続けるのが困難なの事も事実です。

音楽データベースを作る事が出来れば、本当に良い音楽を伝えられるでしょうか?

セールスに影響を与える事が出来るでしょうか?

その可能性は十分に秘めていると思います。

2007年02月15日

Wikipediaに閉鎖の噂?

多くの人がお世話になっているWikipediaに閉鎖の噂が出ています。

詳しくは以下のサイトに詳しく出ているので参照を。

Wikipediaを閉鎖させないために必要な金額はいくらなのか?

GIGAZINE様

音楽好きの人なら一度は開いたことのあるWikipediaですが、どうやら資金難のようです。
Wikipediaは善意の非営利サイトですので、広告等が一切表示されません。この事によって中立性を保ち、客観的な辞書としての機能を維持しているという特性がありますので、広告を表示したり、企業と提携する事で収益を見込むことは難しく、収益を上げる事自体がサイトの趣旨から外れてしまう事を考えると、非営利団体を維持する事が前提だと思います。
ちなみにWikipediaを維持する為には、6ヶ月で2億円の維持費が必要となるそうで、多少の広告を貼ったくらいでは解決しない額になっています。

Wikipediaが閉鎖されると、そこに蓄積された有益な情報はどこに行ってしまうのでしょうか?

Wikipediaの収入源はほとんどが寄付(グッズ販売も行っている)であり、多くの寄付が集まる事しか解決策はなさそうです。

私自身、Wikipedia存在は素晴らしいと思っていますし、Wikipediaにヒントを得て音楽データベースサイトを思い立ったわけですから、ぜひとも存続して欲しいと思っています。
音楽データベースサイトが出来ればWikipediaの拾い切れていない部分を補完していくつもりですし、もちろん差別化も出来ると思ってます。そして、音楽データベースサイトが成長していければ、良い形で共存が出来ると信じています。

もちろん、Wikipediaで起こっているような資金面に対する破綻は、将来的に音楽データベースサイトにも起こるかもしれません。
音楽データベースサイトでは収益を上げる事も平行して行うつもりですので、利用者と広告主、そして情報の質とアクセス数のバランスを考えながらシステムの増強を図らないといけないと思います。この点で非常に難しい問題を抱えていると思います。
今回のWikipediaの問題は、その部分をもう一度深く認識する事が出来ました。


個人の力では何ともなりませんが、このエントリーを見て少しでも多くのWikipediaを利用している人に、この問題が伝われば良いかなと思います。
タグ:Wikipedia

2007年04月01日

The Fratellisのヒットとノイズ混入を考える

さて、ipodのCMの効果もあり、日本でも人気が出てきたFratellisですが、アルバム「Costello Music」国内盤の初回プレス分がノイズ混入という事で回収騒ぎになっています。
私自身もこの初回盤を購入したので交換対象の商品を持っているのですが、まだ交換はしてません。
自分の持っているものが初回盤なのかどうかはCDの帯についている★マークで判断するらしいのですが、全ての人が帯を持っているわけではないと思うので、捨てた人というのは耳で聞いて判断するしかないというわけです。
ノイズが混入されているのは8曲目で、しっかりと聞けば判断できるのですが、Fratellisの音自体がノイジーでクリアな音ではないので、指摘されないと気付かないかもしれません。かくいう自分もレコード屋の店員さんに教えてもらって気付きましたので、未だに気付いてない方も多いのではないでしょうか?

洋楽不況が叫ばれている昨今で販売元のユニバーサルの商品管理のずさんさが浮き彫りになってしまう事は、ユニバーサルにとってはもちろんですが音楽業界にとってもイメージが良くない事件ですので、音楽離れ(CD離れ)が進むきっかけになるかもしれません。
今回のように大手のメーカーが最低限守らなければいけない部分の管理に問題を出せば、業界全体の信頼を失いますし、もし、企業としての根本的な問題をおざなりにしたまま、商品管理に対するリスクの少ない音楽配信を推進する方向に進むとしたなら、本末転倒な気がします。

既に不良品は店頭から姿は消していると思いますが、どれだけの人がこのノイズ混入を知っているのでしょうか?

無償での回収交換は当然の処置だと思うのですが、今回のFratellisの場合はipod効果もあり、ある程度の初回盤が既に流通しているわけで、もう少し大きくお詫びの広告や告知をしていかないと信頼の回復は難しいでしょう。
予約して初回盤を購入した人も多いでしょうし、販売店に頭を下げて予約購入の人には連絡を取ってもらうなど、もう少し消費者の立場に立った対応は出来なかったのかなと思わないでもありません。

返品交換の方法は以下ユニバーサルミュージックのHPを参照↓

http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/fratellis/070308/index.html

コステロ・ミュージック
ザ・フラテリス
B000LZ55BS


肝心のFratellisの音楽自体に関しても少々。

マークボランを敬愛する精神とラモーンズよろしくのメンバー名の時点で非常に好感を持てるのですが、最初に耳にした時にはガチャガチャしてまとまりのない音だなという印象。しかし、同時にそれを補って余りある楽曲に対するアイデアとバランス感覚がこのバンドを押し上げていると思うのです。
アイデアと多彩なリズムが、ガチャガチャしながらも独自の不思議なグルーヴを作り出している事と、キャッチーなメロディを鳴らすだけでなく、それを生かすための楽曲の構成が際立っている事が、これだけの世界的な大ヒットに繋がったのではないかと思います。
非常に頭の切れるバンドだと思うので、次作ではもっと思い切ったことを仕掛けてくるような気がします。
そんな期待を抱かせる好バンドだけに、レコード会社側の管理能力の低さが残念で仕方ありません。

2007年04月06日

DRMフリーとManic Street Preachersが提示した音楽配信の行方

詳細はリンク先を見ていただきたいのですが、音楽配信に関して前向きな方向性が提示されています。

EMI、全楽曲を「DRMなし」に――iTunes Storeで販売

今まではiTunes Storeの曲をiPod以外で聴けなかったり、ほかの音楽ストアで購入した曲をiPodで聴くことが出来なかったりと、色々な制約があった為に消費者にとっても不便だった部分が大幅に改善されるも知れません。
元々DRMというのはApple側が提供したシステムでなく、レコード会社側が契約の際に保護を求めた為に生まれたシステムですので、ようやくレコード会社側が重い腰を上げたということになります。
音楽配信をほとんど利用せずに、音楽CDを買っている立場から言わせてもらえば、CD自体にはDRMの保護はないですし、DRMによって音楽配信に触手が伸びなかった部分もあるので、この方向性は嬉しいです。

まだ、日本での方向性は定まっていませんが、先日記事にした通り、東芝は関連会社の東芝EMI株式を全て、英音楽大手EMIグループまたはその傘下会社に売却していますので、日本でも本社の方針が色濃く反映されると思われます。
ですので、この件に関しては悪い方向には進まないのではないでしょうか?(他のレコード会社の対応次第ですが)

さて、この様なニュースがある一方で、イギリスの国民的ロックバンドManic Street Preachersのニューシングルが無料でダウンロード出来るというニュースもあるのでご紹介。

Manic Street Preachersは新曲「Underdogs」をマイスペースやオフィシャルHPで無料でダウンロードさせており、この試みはファンに対する感謝の気持ちだそうで、音源はMP3形式で配布されています(MP3形式での無料ダウンロードはコピーが容易な為、メジャーなアーティストとしては珍しい試みです)。
Manic Street Preachersのファンを信頼する姿勢は音楽とリスナーの正常な関係性を示していると思うし、既得損益に拘らずにメディアの利点を生かすという点でインターネットの理想的な活用方法であり、結果的に良いプロモーションになっていると思います。

Manic Street Preachersの新曲「Underdogs」こちらから簡単な登録でダウンロードできます。

ついでにご紹介すると、もうすぐ発売の先行シングル「Your Love Is Not Enough Feat. Nina Persson」も素晴らしく良い出来です。

Nina Persson?

そう、あのCardigansのニーナと共演しています。

このシングルに関しては改めてレビューしたいと思います。

Your Love Alone
Manic Street Preachers
B000NJLPTI


それにしても数年前のCCCD騒ぎは一体何だったんでしょうかね・・・

数年間の間に音楽配信の形も大きく変わったものです。


Manic Street Preachers

2007年04月11日

DRM関連記事と丸山茂雄氏の提唱する47秒の着うたに関して

先日、ちらっと紹介したDRMの件ですが音楽配信メモ津田大介氏が一連の流れを分かりやすく記事にされてますので、ご紹介を。

「EMIは打つ手がなかった」――DRMフリー化と「CCCD」という無駄 そして日本は

読み応えもありますし、良くまとまった記事ですので興味がある人はどうぞ。


もう一件記事をご紹介。

「ダラダラ長いからCD売れない」――丸山茂雄“47秒・着うた専用曲”の必要性を語る

丸山茂雄氏はEPICソニー創業者で、ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)社長を務めた人物でして、非常に興味深い考察が記事になっています。

ビートルズ「Please Please me」がワンコーラス47秒という事から47秒の着うたを提案しているわけですが、ただ単にサビの美味しいところを47秒間抜き出すのではなく、「47秒で人を引き付ける質の高いAメロ・Bメロを作り、ワンコーラスまるまる着うたの長さに収めてしまえばいい」という発想は、ポップミュージックの本質を突いていると思います。
詳しくはリンク先を読んでいただきたいのですが、ツボにはまった部分を引用させていただきます。
「ラップは“ずんだらくんだらうんだらくんだら”と単調で、何言ってるか分からない。サビで突然『ラララララー』とメロディーが付き、みんな手を振ってそこだけ歌う。そしてまた“うんたらくんたら”……。音楽があるのはララララーだけ。だからみんなサビしか覚えられないし、カラオケで歌うときも、みんな『ラララー』を待ってそこだけ歌うわけ」

「J-POPはカステラの台があって生クリームとイチゴがあってろうそくが立っていていい。でもロックは渋い料理。サビのところだけ生クリームが置いてあっても料理にならないし、ロックミュージシャンはそんなこと恥ずかしいからやらない。結果、曲が地味になって着うたに負ける」

このあたりの例えは特に面白いですね。
サビメロ重視の日本のJ-POPをバッサリ切り捨てています。

もちろん、日本の音楽業界にも素晴らしいミュージシャンがいる事は確かですが、ここ数年心が躍るようなミュージシャンや楽曲との出会いが減っている事も確かです。

日本の音楽が一括りにJ-POPと表現されるという事は、本来であればおかしな事なのでしょうが、その事に意義を唱える人も居なければ、分類する必要性も感じられない。

それが全てではないでしょうか?


今回の記事は、単に音楽を楽しむ為には全く必要の無い情報かもしれません。しかし、一歩踏み込んで物事を考えると見えてくるものもあると思います。
何か大きな力が働く時には、必ずその背景があるわけでして、最初はその背景を知る事で何かが始まるのではないかなと。
そして、貴方が何か大切なものを守ったり、もしくは何かを新しく変革するつもりであるのならば、知りすぎている必要があるのかも知れません。

2007年05月17日

Amazonで脅威の在庫一掃セール

今朝何気にネットを巡回してましたら、Amazonで格安のセールをやってたのでご紹介です。

Amazonは時々、とち狂ったかのようなセールを開催するのですが、今回もかなりの割引率を誇っています。

また、紹介するにあたって面白い機能が備わってたので利用してみました。Amazonではアマゾンアソシエイトプログラムという紹介システムに参加するとインスタントストア ウィジェットという機能が利用できて、簡単にショップページが作成できます。

試しに作ってみました↓

音楽データベースをみんなでつくろう的お勧め

適当に作ったのですが、結構ちゃんとしたものが出来上がります。

お勧めは新作『Send Away the Tigers』を発売したManic Street PreachersのメンバーであるJames Dean BradfieldNicky Wireのソロアルバムで、国内盤が半額になっています(5/17現在)。
当然、在庫限りなので興味のある方はどうぞ。

ちなみに木村カエラの『Scratch (初回限定盤(DVD付)』も半額の1,700円位だったのですが、こちらはあっという間に完売となりました。
業者による買占めもあるのかもしれませんが、基本的に消費者にとっては嬉しい限りのセールとなりました。

Amazonの在庫一掃セール

Amazonがこれだけ大規模のセールをやると、既存の小売業者に打撃を与えるのは間違いないですが、良質な音楽が少しでも安く手に入れられるきっかけになるのなら大歓迎だし、高すぎる国内盤のCDの価格自体の低下に繋がれば良いかなと(ただし、複雑な流通形態と著作権自体の配分の根本から変革しないといけないので問題は複雑ですが)。

2007年06月03日

DVD付きCD価格の秘密と100Sの『ALL!!!!!!』

日本のCDの値段が高いという事は常々話題になる事で、リスナーのCD離れが進む一因ともいわれています。
音楽CDは再販制度(メーカーが商品の値段を決める)がある為、基本的に定価販売(時限再販〔6ヶ月〕や部分再販が採用されているので、期間後には自由に価格を設定できる)になっています。
この為、日本の音楽CDは長い間、物価の動向に関係なく、ある程度一定の価格を維持し続けています。
もちろん、この再販制度による著作権保護の一面も否定は出来ないのですが、消費者から見れば音楽業界の流通形態と価格の不透明さの方に疑惑の目が向きますし、現在の音楽業界の不振を見ていると再考の余地がある制度だと思います。


では、何故DVD付きCDは割引販売されているのか?

という話です。

簡単にいえばDVD付きCDは再販制度の適応外とされたからでして、これにも紆余曲折がありました。
当初、このDVD付きCDという商品は主に二つの理由から販売されていたように思います。

ひとつは単純に商品単価を上げる事による利益確保。

そしてもうひとつはCCCD(コピーコントロールCD)との抱き合わせ販売。

これは主にエイベックスを中心に行われていたのですが、当時、大多数のユーザーはCCCDを快く思ってませんでしたので、付加価値をつけることによる目くらましとして利用されていた感があります。
酷いものでは通常のCDがCCCDで、高額商品であるDVD付きのCDは非CCCDなどという露骨なものもありました。
CCCD自体がほとんど姿を消した現在では信じられない仕様ですが、実際にあった話です。

そしてその後、公正取引委員会からの指摘によりDVD付きCDは再販制度の適応外とされた為、販売店が価格を自由に決める事が出来るようになり、割引販売が始まったというわけです。
特にネット通販ではDVD付きCDの割引販売が当たり前のように行われるようになり、確か大手の通販ではAmazonが最初に大々的に割引を謳って売上を伸ばし、それに追随する形で他の大手通販のHMV等も割引販売を行ったのではなかったかなと思います。

お陰でリスナーが割引された価格でDVD付きCDを買う事が出来るようになったのですが、その一方で少し不思議な現象も起こっています。

ご存知の方が多いと思うのですが、現在Amazonなどでは通常盤のCDよりDVD付きCDの方が安く売られているという事があります。
これは、AmazonでのDVD付きCDの割引率が10%〜20%に設定されているからであって、例えば3,800円のDVD付きCDが20%OFFで買えるとすると3,040円になりますので、通常盤が3,150円だとすると通常盤より安く買えてしまうのです。
この事を知っている通販での購入者のほとんどはDVD付きCDを買う事になるのですが、店頭で普通に購入する場合はこの割引を適応させている店舗は少ないですので、DVD付きCDを定価で買うかもしくは金銭的理由で通常盤を選ぶという事になります。

参考

AmazonでのDVD付きCDのランキング


この様な不思議な歪みの現象がいつまで続くかは分かりませんが、近い将来、店頭での販売も割引販売という事も起こりかねませんので、その場合、通常盤自体の存在意義が問われる事になるかもしれません。


という話の流れで100Sの新作『ALL!!!!!! 』もDVD付きが売れているようです・・・という流れで話を進める予定だったんですが、エントリーが長くなり見難いので二つに分けたいと思います。

ALL!!!!!! (DVD付)
ALL!!!!!! (DVD付)100s 中村一義


おすすめ平均 star
star日本語の歌詞が理解できて本当に幸せ!
starまさにALL!
star素晴らしい
starバンドとしての進化
star中村一義がまた生まれた。

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


それにしても中村一義の音源がエイベックスから発売される日が来るなんて、想像できませんでしたね・・・

2007年06月07日

JASRAC批判するなら、JASRAC管理曲のアフィリエイト外すという意思表示

P2Pとかその辺のお話さんに非常に興味深いエントリーがありましたのでご紹介。

「JASRAC批判するなら、そのJASRAC管理曲のアフィリエイト外そうぜ」

という事でして、この主張は非常に真っ当なものだと思います。
そして、管理人であるheatwaveさんの心の葛藤も理解できます。

当サイトでも何度かJASRACの問題を取り扱いましたし、JASRAC関連の検索キーワードで当サイトに辿り着いた方もいらっしゃるかと思います。

もちろん自分も、JASRACは問題点が多い機関だとは思ってますし、何らかの改善が必要であるとは思っています。
当サイトでJASRAC関連のニュースを取り上げているのは、批判もありますが、まず「JASRACという機関があるんだよ、日本の音楽業界にはこんな問題があるんだよ」という問題提起の為で、まだまだ存在自体知られていないJASRACを多くの一般のリスナーに知ってもらえればいいかなと思っているからです。
ただ、現在の日本の音楽業界とその著作権の管理体制を考えた時、JASRAC自体が無くなる事も無いと思ってますし、無くなったら無くなったで困る部分も沢山出てくると思います。この意味では現状JASRACは必要悪ではないかな?と考えている部分もあります。
自分はJASRACに対しての不満はあるものの、それ以上に日本の音楽業界の衰退を不安視してますので、フォーマットに関わらず、まずは音楽が売れてくれないと困るという気持ちもあります。だから、このサイトでは多くの人に聞いてもらいたい音源も紹介していますし、もっといえば良い音楽はガンガン売れて欲しいとも思っています。

その際、当サイトではアフィリエイトリンクを貼らせて頂いていており、中にはJASRAC管理の国内盤も含まれていますので、この点ではheatwaveさんの指摘している「JASRAC批判するなら、そのJASRAC管理曲のアフィリエイト外そうぜ」という部分に該当するのかもしれません。

ここで、当サイトにアフィリエイトを貼っている理由を説明しておくと、これは「音楽データベース」が完成した際、最終的にはアフィリエイトが収入の一部になるという事を意識しているからです。
このアフィリエイトが果たしてどの程度の収入になるのか?このデータ収集の為で、このデータがサイトの構成やデザインを考えていく上で重要になってきますし、現実問題、データベースサイトを維持し続ける為には必要不可欠と考えており、これが大きな理由といえます。
また自分は前述の通り、サイトで音源を紹介したいと思ってますので、現実的にジャケット写真を使いたいという場合は何らかのアフィリエイトのリンクにならざるを得ない部分もあります(これはジャケットの画像の著作権の絡みですね)。

まあ、もちろん腹の中では色々な事を企んでおりまして、音楽業界がより良い形でJASRACと共存する為には、抵抗勢力を作ってしまうのが一番だと思っております。
まずは「音楽テータベース」を中心としたリスナーに便利なポータルサイトを提供し、そこに多くの人を集まってくれば・・・

そこで初めて面白い事が仕掛けられると思っています。

もちろん、「JASRAC批判するなら、そのJASRAC管理曲のアフィリエイト外そうぜ」というのはひとつの意思表示として素晴らしいと思いますし、エントリー内でネタばらしされているように、まずは消費者である自分達の意識が変わらないといけない部分が大きいのだと思いますね、ハイ。

当サイトは、それを踏まえつつ、もっと前向きで建設的な方向で音楽業界と既存の機関が発展し、多くの人に良い音楽が届けば良いなと更に青臭く思っています。

理想論を語っているに過ぎないのかもしれませんが、その為に「音楽データベース」作りたいなとも思っているのです。

2007年07月05日

Princeの新作『Planet Earth』がMail on Sundayと共に配られる理由

殿下がまた面白い事を仕掛けてきました。

Princeの新作『Planet Earth』が7/24に発売されるのですが、何とこのアルバムを、発売前の15日にイギリスのタブロイド新聞【Mail on Sunday】の付録として無料で配布するそうです。

当然この試みに対して、小売業界、レコード会社ともに大反発。暴挙として非難されています。

原文のニュースはこちら

がんばらない英会話さんで訳されています

該当ページはこちら

ちなみにThe Mail紙は、1997年には発行部数220万部に達しているそうで、【The Mail on Sunday】は【The Daily Mail】の姉妹紙という感じですかね。【The Mail on Sunday】自体の現在の発行部数のソースは発見出来なかったのですが、相当な数である事は間違いありません。その部数ゆえに今回のPrinceの試みは小売業界にとっては、暴挙に映るのかも知れませんが、ファンにとっては嬉しいものに違いありません。

自分が面白なと思うのは、これがフリーダウンロードでなくCDでの配布であるという事。
もはや、フリーダウンロードが珍しくない昨今(それでも発売前のアルバム全部というのは稀ですが)なので、その一歩先を行く試みだと思いますし、Princeが過去に行って来た一連の試みの流れから考えても自然の流れではないかと思います。

アーティストの本分はより多くの人にその音楽を届ける事。

その意味ではPrinceが大衆紙のおまけとして自分の音源を付けた事は筋が通った選択だし、音楽配信自体にも一石を投じた形になると思います。

さて、この結果Princeのアルバムは全く売れなくなってしまうのでしょうか?

答えはNOだと思います。

また、たとえYESだったとしても、
自分はPrince『Planet Earth』を購入するのだと思います。

Planet Earth
Prince
B000RMC7H0
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