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2007年08月27日

Rooneyが呼んでいる『Calling The World』と血にまつわるお話

「血よりも濃いものは無い」

などと言いますが、今日は血にまつわるお話を。

自分が「血よりも濃いものはない」という言葉を聞いて、まず思い浮かぶのは映画『ゴッドファーザー』シリーズでして、まさに血よりも濃いものはないという言葉がしっくりくる映画だと思っています。
もともとは自分が高校時代(だったと思う)に『仁義無き戦い』にはまってしまい、レンタルビデオで全シリーズ見た事がきっかけで『ゴッドファーザー』シリーズにも興味が出てきたわけでして。
まあ、『ゴッドファーザー』シリーズはマフィアというベールをまとっていたものの、基本的には家族愛を描いた映画だと思っていて、それに対して『仁義無き戦い』は裏切りや抗争を中心とした娯楽性の強い活劇で、どちらかというと新しく血を生み出していく物語だという違いはあるのですが、『仁義なき戦い』が少なからずとも『ゴッドファーザー』シリーズの影響を受けている事は間違いないでしょう。

ともあれ、切っても切れない濃い関係というものは確かに存在すると思っています。


という事でここからは血にまつわるバンドのお話。

LA出身のバンドRooneyのセカンドアルバム『Calling The World』が素晴らしかったのでご紹介。

正直にいうと、Rooneyというバンドに革命的な何かがあるかといえば、そうではなく、むしろ、60〜90年に掛けてのバンドサウンドの美味しいとこ取りだといえるでしょう。しかし、その美味しいとこ取りのバランスが素晴らしく、その事がメロディラインの美しさを際立たせていると思います。
Weezerはもちろん、E.L.O.、Beach Boys、Queen、Cars…などの血に加えて、土臭いウエストコーストロックがバランス良くミックスされている事が、Rooneyのサウンドを一介のパワーポップバンドの作品とは別の次元の作品へと押し上げているし、アメリカンロックの新しいスタンダードだと言っても過言ではない様に思います。

このアルバムを聞いていただければ一発でわかるのですが、一曲目のタイトル曲「Calling The World」から素晴らしい出来で、良い意味で期待を裏切ってくれます。この様なバラード調の曲をアルバムの一曲目に持ってくるというのは意外と難しく、アルバムの完成度が高くないとはまらない場合が多いと思います。
ファーストシングルになった2曲目の「When Did Your Heart Go Missing?」では、がらりとシフトチェンジし80年代サウンドを繰り広げていることからも分かる通り、このアルバムではエレクトロポップからギターサウンド、ハードロック風、コーラスワークを重視したポップソング、ストリングを中心としたバラードと表情を変えながら様々なタイプの楽曲が繰り広げられます。こうやって書くとサウンド自体がバラバラのように思えますが、アルバムを通して統一感があり非常に開放的なのは、そのメロディの質の高さとコーラスワークに一貫性がある事と、キモになっているキーボードが前作以上に効いている事(「Love Me Or Leave Me」のポップさを際立たせたり、ハードな曲もハードなだけに留まらせていない)が一役買っているように思います。
「Don't Come Around Again」「Believe In Me」などは『Green Album』以降のWeezerを超えるポップソング(Vo.のRobertの声質はRiversそっくりですしね)だと思います。

おそらく今年発売されたアメリカのバンドの作品としては最高の部類に入るRooney『Calling The World』

その目眩めくサウンドを楽しんで頂きたいものです。


さてここからは本格的に血のお話。

ボーカルのRobert SchwartzmanはTalia Shire(タリア・シャイア)の息子で、Taliaは一般的には映画 『ロッキー』 のエイドリアン役で知られると思うのですが、自分としては『ゴッドファーザー』でのマイケル・コルレオーネ(アル・パチーノ)の妹役の人。
ちなみにTalia Shireの兄はフランシス・F・コッポラで、ソフィア・コッポラとニコラス・ケイジはRobertからするといとこという事になりますね。
また、兄貴であるJason SchwartzmanPhantom Planetでドラムを叩いてた事や、その後のソロプロジェクトであるCoconut Recordsの国内盤が出る事も、血にまつわる嬉しいニュースといったところ。
日本でも『The O.C.』効果(Robertが出演していたり、サントラに収録されていたり)でRooneyが売れてくれると良いのですが。

Calling the World
Rooney
B000R7I38W


ルーニー - コーリング・ザ・ワールド~世界が僕らを呼んでいる!


輸入盤も国内盤も比較的安価で買いやすいですね。

ハートに火をつけて
ドアーズ
B0009XE9UA



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