既にご存知の方も多いでしょうし、アメリカのMySpaceでは珍しくない事ですが、これは日本のアーティストとしては初めての試みで画期的な事だといえるでしょう。
試聴できるのは新アルバム『ワルツを踊れ Tanz Walzer』で、MySpaceのプロフィールページで22〜24日間の3日間、収録曲全編を聞くことが出来るそうです。
くるりのMySpaceはこちら
ワルツを踊れ Tanz Walzer
くるり

既に発売されているシングル「Jubilee」は非常に丁寧に作られた印象のある楽曲で、風貌がすっかり音楽家になってしまった岸田繁のコンセプトがウィーンにあるのであれば、その意味では非常にマッチしています。
「Jubilee」が持つサウンドの崇高さとは裏腹に、メロディのフレーズが何処か親しみが持てて耳に残るのは、恐らくBadfingerの「Without You」に節回しが似ているからで、もう何かそれだけで切なくなってしまいます。
「Without You」はマライア・キャリーのカバーで知られていますが、実は物凄く因縁深い曲で、非業のバンドとして知られるBadfingerの歴史と切り離せない曲だといえます。
Badfingerの中心人物であるピート・ハムとトム・エヴァンズが共に音楽とビジネスの狭間で消耗した結果、二人とも首を吊ってしまった(特にトム・エヴァンズは「Without You」の権利で揉めていた)わけで、BadfingerはBeatlesの弟分的にアップル・レコードからデビューをしながらも、バンドの終焉は非常に寂しいものとなってしまい、良質な楽曲を残しながらも報われていないバンドといえるかもしれません。
今日は偶然『Magic Christian Music』を聴いてました。Badfingerを顧みながら、くるりの『ワルツを踊れ Tanz Walzer』を試聴する。
こんな聴き方も良いかなと思います。
Magic Christian Music
Badfinger

という事で、Beatlesに繋がったので、次回はタレ目の人のレビューを書けたらなと思っています。
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