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2007年06月03日

DVD付きCD価格の秘密と100Sの『ALL!!!!!!』

日本のCDの値段が高いという事は常々話題になる事で、リスナーのCD離れが進む一因ともいわれています。
音楽CDは再販制度(メーカーが商品の値段を決める)がある為、基本的に定価販売(時限再販〔6ヶ月〕や部分再販が採用されているので、期間後には自由に価格を設定できる)になっています。
この為、日本の音楽CDは長い間、物価の動向に関係なく、ある程度一定の価格を維持し続けています。
もちろん、この再販制度による著作権保護の一面も否定は出来ないのですが、消費者から見れば音楽業界の流通形態と価格の不透明さの方に疑惑の目が向きますし、現在の音楽業界の不振を見ていると再考の余地がある制度だと思います。


では、何故DVD付きCDは割引販売されているのか?

という話です。

簡単にいえばDVD付きCDは再販制度の適応外とされたからでして、これにも紆余曲折がありました。
当初、このDVD付きCDという商品は主に二つの理由から販売されていたように思います。

ひとつは単純に商品単価を上げる事による利益確保。

そしてもうひとつはCCCD(コピーコントロールCD)との抱き合わせ販売。

これは主にエイベックスを中心に行われていたのですが、当時、大多数のユーザーはCCCDを快く思ってませんでしたので、付加価値をつけることによる目くらましとして利用されていた感があります。
酷いものでは通常のCDがCCCDで、高額商品であるDVD付きのCDは非CCCDなどという露骨なものもありました。
CCCD自体がほとんど姿を消した現在では信じられない仕様ですが、実際にあった話です。

そしてその後、公正取引委員会からの指摘によりDVD付きCDは再販制度の適応外とされた為、販売店が価格を自由に決める事が出来るようになり、割引販売が始まったというわけです。
特にネット通販ではDVD付きCDの割引販売が当たり前のように行われるようになり、確か大手の通販ではAmazonが最初に大々的に割引を謳って売上を伸ばし、それに追随する形で他の大手通販のHMV等も割引販売を行ったのではなかったかなと思います。

お陰でリスナーが割引された価格でDVD付きCDを買う事が出来るようになったのですが、その一方で少し不思議な現象も起こっています。

ご存知の方が多いと思うのですが、現在Amazonなどでは通常盤のCDよりDVD付きCDの方が安く売られているという事があります。
これは、AmazonでのDVD付きCDの割引率が10%〜20%に設定されているからであって、例えば3,800円のDVD付きCDが20%OFFで買えるとすると3,040円になりますので、通常盤が3,150円だとすると通常盤より安く買えてしまうのです。
この事を知っている通販での購入者のほとんどはDVD付きCDを買う事になるのですが、店頭で普通に購入する場合はこの割引を適応させている店舗は少ないですので、DVD付きCDを定価で買うかもしくは金銭的理由で通常盤を選ぶという事になります。

参考

AmazonでのDVD付きCDのランキング


この様な不思議な歪みの現象がいつまで続くかは分かりませんが、近い将来、店頭での販売も割引販売という事も起こりかねませんので、その場合、通常盤自体の存在意義が問われる事になるかもしれません。


という話の流れで100Sの新作『ALL!!!!!! 』もDVD付きが売れているようです・・・という流れで話を進める予定だったんですが、エントリーが長くなり見難いので二つに分けたいと思います。

ALL!!!!!! (DVD付)
ALL!!!!!! (DVD付)100s 中村一義


おすすめ平均 star
star日本語の歌詞が理解できて本当に幸せ!
starまさにALL!
star素晴らしい
starバンドとしての進化
star中村一義がまた生まれた。

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


それにしても中村一義の音源がエイベックスから発売される日が来るなんて、想像できませんでしたね・・・


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