スポンサードリンク

2007年04月11日

DRM関連記事と丸山茂雄氏の提唱する47秒の着うたに関して

先日、ちらっと紹介したDRMの件ですが音楽配信メモ津田大介氏が一連の流れを分かりやすく記事にされてますので、ご紹介を。

「EMIは打つ手がなかった」――DRMフリー化と「CCCD」という無駄 そして日本は

読み応えもありますし、良くまとまった記事ですので興味がある人はどうぞ。


もう一件記事をご紹介。

「ダラダラ長いからCD売れない」――丸山茂雄“47秒・着うた専用曲”の必要性を語る

丸山茂雄氏はEPICソニー創業者で、ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)社長を務めた人物でして、非常に興味深い考察が記事になっています。

ビートルズ「Please Please me」がワンコーラス47秒という事から47秒の着うたを提案しているわけですが、ただ単にサビの美味しいところを47秒間抜き出すのではなく、「47秒で人を引き付ける質の高いAメロ・Bメロを作り、ワンコーラスまるまる着うたの長さに収めてしまえばいい」という発想は、ポップミュージックの本質を突いていると思います。
詳しくはリンク先を読んでいただきたいのですが、ツボにはまった部分を引用させていただきます。
「ラップは“ずんだらくんだらうんだらくんだら”と単調で、何言ってるか分からない。サビで突然『ラララララー』とメロディーが付き、みんな手を振ってそこだけ歌う。そしてまた“うんたらくんたら”……。音楽があるのはララララーだけ。だからみんなサビしか覚えられないし、カラオケで歌うときも、みんな『ラララー』を待ってそこだけ歌うわけ」

「J-POPはカステラの台があって生クリームとイチゴがあってろうそくが立っていていい。でもロックは渋い料理。サビのところだけ生クリームが置いてあっても料理にならないし、ロックミュージシャンはそんなこと恥ずかしいからやらない。結果、曲が地味になって着うたに負ける」

このあたりの例えは特に面白いですね。
サビメロ重視の日本のJ-POPをバッサリ切り捨てています。

もちろん、日本の音楽業界にも素晴らしいミュージシャンがいる事は確かですが、ここ数年心が躍るようなミュージシャンや楽曲との出会いが減っている事も確かです。

日本の音楽が一括りにJ-POPと表現されるという事は、本来であればおかしな事なのでしょうが、その事に意義を唱える人も居なければ、分類する必要性も感じられない。

それが全てではないでしょうか?


今回の記事は、単に音楽を楽しむ為には全く必要の無い情報かもしれません。しかし、一歩踏み込んで物事を考えると見えてくるものもあると思います。
何か大きな力が働く時には、必ずその背景があるわけでして、最初はその背景を知る事で何かが始まるのではないかなと。
そして、貴方が何か大切なものを守ったり、もしくは何かを新しく変革するつもりであるのならば、知りすぎている必要があるのかも知れません。


スポンサードリンク

この記事へのコメント
> それが全てではないでしょうか?

鋭い!まったくそうですね〜
Posted by pyara at 2008年01月06日 14:18
>pyaraさん

コメントありがとう御座います。
これだけジャンルが細分化しているわりに、日本においてのジャンル分けはほとんど意義がないように思います。洋楽だとジャンル分けには様々な意見が出て、あーでもないこーでもないとなるんですけどね。

その意味では日本の音楽は成熟していないのかも知れませんし、本質ではないポーズとしてのジャンルしかないのかもしれません。

J-POPって凄く便利なジャンルなんですけど、悲しい側面も持っていますよね。
Posted by jojo(管理人) at 2008年01月06日 18:55
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。