遅かれ早かれ再結成するだろうと思っていた、Smashing Pumpkins、Rage Against The Machineはともかく、Genesis、The Policeの大御所の再結成からお約束のGuns N' Roses、The Sex Pistols再結成話。The Jamに関しては中心メンバーのポールウェラー抜きでの良く分からない再結成(流石にバンド名にクレームが付きそうですが)。他にもVan HalenやCrowded House、The Sugarcubes、などなど。 MY BLOODY VALENTINEなんて名前も挙がってますが、これは眉唾。個人的にはJamesとJESUS & MARY CHAINの新譜が出てくれれば嬉しいと思っております。
さて、2005年に突如再結成してファンを驚かせたThe La'sですが、メンバーのJohn Powerのソロアルバムがこっそりと発売されています。先日発売された『Willow She Weeps』はソロアルバムの二作目ですので、ファーストアルバムである『Happening For Love』(名盤)は更にこっそりと発売されています。
ファーストアルバムでは瑞々しいギターロックを奏でて、ファンを喜ばせたJohn Powerですが、今作はかなり自身のルーツに迫った渋い作品になっています。
Happening for Love
John Power
彼のキャリアの中でいえば
ポップ
Cast
↓
『Happening For Love』ファーストアルバム
↓
The La's
↓
『Willow She Weeps』セカンドアルバム
↓
ルーツミュージック
渋い
音楽の傾向はこのような位置関係になっていると思います。
ただJohn Power自身、音楽の幅は狭くはない人なので、次作はCastのラストアルバムである『Beet Root』(名盤)のようなブラックミュージックよりのソウルアルバムを作るのではないかと勝手に予想しています。
新作の『Willow She Weeps』は渋い作品と書いたものの、そこはJohn Power。随所にポップなメロディも垣間見えます。ただ、爆発的に高揚感のあるナンバーは皆無で、前作で掻き鳴らされたアコースティックギターのカッティングは鳴りを潜め、フィンガーピッキングを多用しアーシーでフォークな音作りと独特のリズムに重きを置いた分、好みが分かれる作品だといえるかもしれません(この内容から次作を勝手に予想してるのですが)。
ただ、国内盤のボーナストラックである「Sleeping Soul」や「Yeah,Yeah」あたりはThe La'sの流れを汲みつつもポップな曲に仕上がっています。これはポップな曲を好む日本のファンに向けた彼なりのサービス精神と(勝手に)捉えたいので、購入するなら国内盤をお勧めしたいと思います。
Willow She Weeps
John Power

私が世界で一番次回作を切望しているのはThe La's
昨年発売された『BBC in Session』が各方面で絶賛されていますが、これはThe La'sの本質をパッケージした作品だからで、2005年のライブを見た人にしてみれば、絶賛されるのは当然の結果です。
なぜならこの『BBC in Session』はあの場所で繰り広げられた音楽の匂いを感じられる唯一の音源だからです。
もし、貴方がThe La'sを聞いた事がないなら『ゼア・シー・ゴーズ~シングル・コレクション』を聞いて欲しい。
もし、アルバム『The La's』しか聞いた事がないのなら『BBC in Session』を聞いて欲しい。
Lost La's 1984-1986 BREAKLOOSE (1999年)
Lost La's 1986-1987 CALLIN'ALL (2001年) は聞かなくても良い
そして、もし気に入ったのならJohn Powerの『Happening For Love』を聞いて欲しい(アマゾンマーケットプレイスなら安価で手に入る)。
もっと気に入ったら『Willow She Weeps』やCastのアルバムも聞いて欲しい。
そしてもう一度奇跡が起こるなら、ぜひライブに足を運んでもらいたいと思う。
| BBC in Session The La's | ゼア・シー・ゴーズ~シングル・コレクション ラーズ |
色々な再結成が話題なるであろう今年。
アルバムを作らない再形成なんて蛇足でしかないし、再結成するバンド達の新作を楽しみにしたいと思っています。
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