スポンサードリンク

2006年11月11日

The BeatlesとJASRAC

警視庁石神井署は9日、東京都練馬区石神井町3、飲食店経営豊田昌生容疑者(73)を著作権法違反の疑いで逮捕したと発表した。

 調べによると、豊田容疑者は今年8、9月、経営する同区内のスナックで、日本音楽著作権協会と利用許諾契約を結ばずに、客の求めに応じて、同協会が著作権を管理するビートルズの「イエスタデイ」など外国の曲計33曲をハーモニカで演奏したり、ピアニストに演奏させたりした疑い。

 豊田容疑者は1981年にスナックを開店して以降、生演奏を売りにしていた。同協会では契約を結ぶよう求めていたが、従わなかったため、今年9月、同署に刑事告訴していた。

このニュースは色々なところで取り上げられているので、既にご存知の方が多いと思います。

日本での著作権の保護はJASRACという団体が行っていると思っている方が多いと思うのですが、これは間違いで、JASRACは著作料徴収の代行をするだけの団体であって、著作権を『保護』してくれる団体ではないのです。

有名なエピソードとして、こんな話もあります。
大槻ケンヂが自分のエッセイに筋肉少女帯時代の曲(本人の作詞)の歌詞を引用した際に、いきなりJASRACから「知的財産権は我々にある。使用料をよこせ」と警告があり、大槻ケンヂは頭に来ながらも素直に支払ったそうです。
しかしその後、印税明細が来るのだが何故かJASRACからの印税が一円も入ってこなかったそうです。
JASRACの仕事は中間マージンとして著作権管理費を摂取した後、アーティストに一部の印税を支払う事ですので、大槻ケンヂが払った使用料の何%かは本人に還元されないといけないのですが、実際は一円も還って来ていない。
大槻ケンヂ本人が自分の詩に対して「歌詞使用料」を振り込む事自体も妙な話ですが、その使用料すら戻って来ない・・・

当然、JASRACは営利団体ですので著作権を管理する事で運営していっているのですが、あまりにもその実態と運営が不透明であいまいな為、各所で糾弾されはじめています。
JASRAC自体が天下りの温床ですので、今までテレビマスコミ等で大きく取り上げられる事がなかったのですが、恐らくこのニュースがネット上で広まる事で、糾弾の流れは加速するのではないでしょうか?


さて、発売を間近に控えるThe Beatlesの『Love』ですが
Love
The Beatles
B000JJS8TM


このニュースをBeatlesのメンバーが知ったらどの様に言うのでしょうか?

ポールは

「どうせならオーケストラでやったらどうだ」と言い

ジョージは

「73歳で演奏するその努力を認めたい」と言い

ジョンは

「イエスタデイはポールの曲だぜ」と言い

リンゴは

ただただ微笑んでいる


そんな事を想像ながら『Love』の発売を待ちたいと思います。


スポンサードリンク

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/27163759
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。