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2006年12月16日

東芝EMIの株式売却に関して

東芝が関連会社の東芝EMI株式を全て、英音楽大手EMIグループまたはその傘下会社に売却する事を発表しました。

表向きは「音楽コンテンツ事業は、東芝グループの他の事業との関連性が薄い」という事を株式売却の理由として挙げているそうですが、東芝はHDDオーディオプレーヤーのgigabeatにも力を入れていますので、理由としては不可解です。
ですので、この売却の背景には東芝EMIのCDの売上の低迷がある事は簡単に読み取れます。


東芝EMI所属の日本のアーティストでセールス力が一番高いアーティストは宇多田ヒカルですが、そのセールスにも陰りが見えます。
それに次ぐ売上を叩きだせるアーティストは、氣志團、GLAY、東京事変あたりのグループになるのですが、当然、全盛期の売上にはほど遠い数字しかあがって来ていません。
また、これらのアーティストを凌ぐ、新しいアーティストがほとんど出てきていないというのが東芝EMIの現状です。

一方洋楽部門でも、Beatles頼みの現状が浮き彫りになっており、新作と銘打った「Love」が日本でも思ったほど売上が伸びていない事もマイナス要因となっていると思います。
「Love」に関して言わせてもらえば、あのアルバムを買うのであればBeatlesの他のアルバムを買い揃える方が価値があるし、Beatlesを知らない世代があのアルバムからに入る事はないでしょうから、セールス面で過剰な期待が出来る作品ではありません。

あちらこちらでいわれている通り

1、良く出来ている
2、音も良い
3、でもこれを出すならオリジナルアルバムのリマスターを


これ以上でも以下でもない作品だと思います。

もちろん、そこに注がれたジョージ・マーティンの労力や愛情を感じる作品ではあるので、Beatlesを聞き込んだ人にはお勧めできるのですが、初めて Beatlesを聞く人にはとても勧められる作品ではありません。


現在の東芝EMIの所属洋楽アーティストは以下の通りですが、
Ak'SenT
All Saints
Asian Dub Foundation
The Beach Boys
Beastie Boys
The Beatles
Beenie Man
Ben Harper
Blue
Blur
Brooke Valentine
Caesars
The Chemical Brothers
Cherish
Chingy
Clementine
Cliff Richard
Coldplay
Corinne Bailey Rae
Crazy Frog
Daft Punk
David Bowie
Dem Franchize Boyz
The Departure
Depeche Mode
The Divine Comedy
Duncan James
Faith Evans
Fat Joe
George Harrison
Gorillaz
Graham Coxon
Ice Cube
Iron Maiden
Jamelia
Janet Jackson
JAPAN
John Lennon
Joss Stone
Kate Bush
Kelis
Keri Noble
KiKi
The Kooks
KOЯN
Kraftwerk
KT Tunstall
Kylie Minogue
Lenny Kravitz
LeToya
Lily Allen
Machoman
Madredeus
The Magic Numbers
Mando Diao
Marisa Monte
Massive Attack
The Michael Schenker Group
Moby
Morningwood
The Music
N.E.R.D
Norah Jones
OK Go
Paul McCartney
Pharrell Williams
Pet Shop Boys
Phoenix
Placebo
Queen
Radiohead
Richard Julian
Ringo Starr
Robbie Williams
Rolling Stones
Royksopp
Sarah Brightman
Sean Lennon
Sigur Ros
Simon Webbe
Skye Sweetnam
The Spinto Band
Stacie Orrico
The Summer Obsession
Thalia
Tristan Prettyman
Underoath
Van Hunt
Vanilla Ninja
The Ventures
The Vines
We Are Scientists
Yellowcard

特にジャンルや方向性に一貫性はみられず、世界的に有名なアーティストも並んで入るのですが、セールスには結びついてないように感じます。
例えばこの中で、比較的新しいバンドでセールスが見込めるバンドはColdplayだと思うのですが、世界的に大ヒットした前作や前々作の日本でのセールスは決して芳しくありません。
ただ、邦楽に比べると洋楽の方がKT TunstallLily Allenなど新人女性アーティストで優良なソフトは持っているので、今後はこのあたりに希望を見出すしかないのではないかと思います。
ただ、KT TunstallLily AllenOK GOなどはインターネット上では早くから話題になっていましたので、肝心の日本盤が流通していなかったり、プロモーション不足だった事は否めず、今頃になって慌てて新装盤を出しても、旬を過ぎて慌ててブームに乗っかろうとした感は否めないので、この辺がもっとタイムリーに連動できるようにならないと駄目でしょう。

CCCDの件から迷走が深まった感のある東芝EMIですが、日本でも古株のレコード会社が完全外資に変わることで、どの様な影響があるのかは興味深いです。

オー・ノー(スペシャル・リイシュー)
OK GO

B000JLSUZ2

A Million Ways
OK Go
B000EBFMEO


それにしてもOK GOのメンバー構成はチープトリックを意識してないとはいわせないほどの素晴らしさ・・・


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